故 カリム・レイエス氏のお別れ会 次第

一、 献灯の儀
一、 献花の儀
一、 略歴紹介
一、 黙とう
一、 追悼の言葉 立川 涼 (高知大学長)
今井 一雅(高知工業高等専門学校助教授)
祁 永強 (愛媛大学大学院連合農学研究科 2回生)
沢田 憲良 (高知大学人文学部 4回生)
玉置 啓子 (高知大学留学生カウンセラー)
一、 献花
一、 消灯の儀
御見送り

お礼のことば

本日は、私たちの友人、カリム・レイエスさんのお別れ会に お集まりいただき、ありがとうございました。心よりお礼 申し上げます。

皆様もご存知のように、レイエスさんは高等専門学校留学生 として、メキシコから高知にやって来たわけですが、 たまたま選んだこの地、この高知をとても愛しておりました。 多くの人と交わり、沢山勉強し、そしてその成果を彼のふるさと であるメキシコの小さな町ミナティトランへ持ち帰ることが夢でした。 私たちの誰もが、彼の夢を聞いてその実現を願っていたのに、 彼が高知を心底から愛するがゆえ、その過酷な自然に囚われ、帰らぬ人 となったことは、どれほど悔やんでも足りないことでした。 こんな私たちが、せめて彼に一言お別れを告げる機会を持ちたい と思い、急にその形を作り上げたのが、今日のこの会です。

また、皆様からお預かりいたしましたお供えにつきましては、 本日の会の開催に必要な経費を除いて、遠路お越しいただきました カリム・レイエスさんのご遺族にお渡しして旅費等の経費にあてて いただくことになっております。

従いまして、全ての面で簡素・簡略に とり行われますことなど、至らぬことが多々ございますでしょうが、 レイエスさんの残した、楽しかった思い出と笑顔に免じて お許し願えればと存じます。

なお、故人を思い起こすよすがにと、彼の作成したホームページと ふるさと紹介の文を付けさせていただきました。 皆様の心に、いつまでも彼のすばらしい思い出が残りますよう願っております。

カリム・レイエスさん、安らかに御眠りください。

1999年 6月 25日
故カリム・レイエス氏のお別れ会 共催ー同
   高知大学情報科学教室
   高知大学国際友好クラブ
   高知大学・高知医科大学留学生を支援する会
   平和資料館草の家国際交流部